念願のLeicaを手に入れたって話
カメラを嗜んでいる人なら1度は聞いたことがあるでしょう。そう、Leica。
「ただ写真が撮れるだけ」なのにカメラ界の頂点に君臨するLeica、ついに買ってしまいました。
購入したのはLeica M6。1984年から1997年まで生産されたフィルムカメラで、僕のは94年製。
合わせるレンズはLマウントのSummaron 35mm F3.5。このレンズはボディより更に古く、1946年〜1950年代?頃のものとなります。
ボディもレンズも言ってしまえば年代物なんですが、M6本体が20万!レンズは8万!
どちらももちろん中古なんですが、本体に関してはメインで使っているデジタル一眼レフ(新品)より高いです笑
高いだなんだと騒ぎましたが、Leicaを手に入れたワクワクと共にフィルムと現像代を握りしめて撮影に出かけました。
以下が作例となります。
フィルムはカラー:Kodak GOLD200/モノクロ:ACROS 100を使用。
フィルムカメラなので使うフィルムによっても写りは変わりますが、個人的にはとても好きな質感でした。
しっとりしていると言うか、主張が激し過ぎないと言うか。
作例の最初にはポートレートを持ってきましたが、街中のスナップショットにも力を発揮する印象ですね。むしろスナップシューターとして使うのが正解かも。
からのモノクロです。
モノクロのフィルムはこれが初ですが、Leica使いがモノクロを好む理由がわかったような気がしました。
色々書きたいのに言葉が全然出てこない!よって『エモい』の一言で片付けます笑
このカメラって、『レンジファインダー』と呼ばれるジャンルで、カメラの左上についてるファインダーから覗きながらシャッターを切るタイプなんですよね。
つまり、今時のデジカメのように「ファインダーで見える像がそのまま写真になる」わけではないんですよ。わかりやすく言うと『写ルンです』と同じタイプ。
実際に写真として写るのはファインダーから見える世界よりも右下。
となると、どうしても「予期せぬもの」が写ってるもんです。でもそれすらも良いと思わせる力があるなぁと思っちゃうんですよね。
最後に、自分の手持ちのフィルムカメラで撮影した写真を部屋に飾ってみました。
デジタル一眼で撮影した写真とは違う「遠い記憶」を体現したようなザラついた曖昧な質感。
Leicaって、カメラって、写真って、良いぞ。