僕のフィルムカメラライフ
フィルムカメラ、今年に入ってから本格的に使い始めたんですよね。
それに伴いみるみる増えたフィルムカメラとフィルムたち。
「そんなにたくさんカメラ買ってどうするの?」とぐぅの音も出ないことをよく聞かれますが
欲しくなってしまったものは仕方がない笑
お金はそれだけ飛んでいくが、反比例するかのように日常の満足感は向上してるような気がします。
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
(PENTAX 6×7/Takmar 105mm F2.4/PRO400H)
これらは、いわゆる中判フィルムカメラで撮影した写真です。
1本1,500円以上するフィルムを使いますが、撮影出来る枚数は1本あたり10枚。
現像代とデータ化(或いはプリント)代も加算されるので、まぁまぁお金の掛かる趣味ですね笑
ただ、なにより『自分が楽しいと思える』ことが全てだなと感じてます。
良いんです。お金掛かったって、デジタルの時代にフィルムだって、撮影してからデータを見るまでに時間掛かったって。
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
この辺は35mmフィルムカメラで撮ったもの。
一般的に『フィルムカメラ』として認識されているのが35mmのものですね。
1本あたり36枚撮れるので、中判よりも懐に優しいことが特徴です笑
「スマホじゃだめなの?」と聞かれることも多いですが、別にスマホでも良いと思ってますよ。
ただ、自分に合うのがデジタル一眼レフやフィルムカメラだったというだけの話。
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
(MINOLTA α-9/MINOLTA 85mm F1.4/Portra 400)
数えてみたら、今年だけで1,800枚分程、フィルムカメラでシャッターを切ってました。
(デジタル一眼レフはそれ以上の枚数でしたが…)
僕にとっては、写真を撮ることがリフレッシュ、気持ちのリセットになってるのかもしれません。
楽しいですよ、フィルムカメラ。
Canonのフィルム機こそSIGMAレンズで楽しみたい
すごく遠回りしました。けど、やっと手に入れましたCanonのフィルムカメラ。
元々デジタル一眼レフは『EOS 5D MarkⅣ』を使用している身として、AFの利くCanonのフィルムカメラが欲しくなるのは自然の摂理。
そこで手に入れたのが、この『EOS 7s』
いやぁ探しましたよあちこち!全然見つからないんだもの!
(GRIII)
(GRⅢ)
相変わらず白飛びしてますね
フィルム機最後のフラッグシップ『EOS-1V』よりも後、2004年に発売された本機は中級機としての位置付けではあるもののスペックは高く操作性は快適そのもの。
実は2000年に発売された『EOS 7』からマイナーチェンジを施したのがこの『EOS 7s』。
デジタル機も普及してきた2000年代、AFの機能向上や外装のアップデートなどが実装されましたが特にAFの速度が上がったことは嬉しいポイントです。
僕は新宿の『カメラのアルプス堂』さんにて、バッテリーグリップ付き16,800円で購入しました。
(かっちょ良いストラップをおまけしてもらったのでそのまま使用してます。)
フィルムカメラはMF機が人気なこともあり、AF機は安価なのが嬉しいところ。
ちょっと前置きが長くなりましたね。
『EOS 5D MarkⅣ』の資産として持っている『SIGMA』のレンズを装着して撮影してきました。
『50mm F1.4 Art』『70-200mm F2.8 Sports』という抜群の写りをする2本とフィルムのマリアージュをお楽しみください。
(5月くらいにも同じような内容のブログを書いてますが、、笑)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Ektar100)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Ektar100)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Ektar100)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Portra400)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 70-200mm F2.8 Sports/Ektar100)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Ektar100)
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Portra400)
(何枚か、使ったレンズがどっちか曖昧ですすみません…)
晩夏の江ノ島、鮮やかな青色がよく似合います。この日はまさかの真夏日で、みんな漏れなくこんがり日焼けしてました。
これらの写真は、解像力の高さから写りはデジタルとほぼ遜色のない仕上がりを見せていますが、しかし色味や風合いはフィルムの特徴が出ている、、この途方も無いアンバランスさがクセになるんです。
そして何よりも、写真のトータルバランスが中判カメラで撮影したかのような雰囲気になるところが最高。
ちなみに、大人の渋さ溢れる男性は雑誌『FILM CAMERA LIFE』のEditor in chief鈴木文彦さんです。同性から見ても色気を感じる素敵なかたでした。
僕がNikonのF100を購入したのは、文彦さんが使用しているのを見たこととすごいオススメされたのが決め手と言っても過言ではありません笑
さて、SIGMAのレンズについては今更良さを語る必要はないですね。
フィルムカメラとしての楽しみ方としては邪道かもしれませんが、裏を返せば今だからこそ出来る楽しみ方だと言えるでしょう。
一時期は写真撮ることがつまらなくなっていましたが、今改めて、写真は楽しいなと感じています。
(SIGMA 50mm F1.4 Art/Portra400)
ぴーすぴーす!
あの日の僕は、Nikonのカメラには手を出さないと決めていたんだ
Nikonのカメラは絶対に買わないと決めていたんですよね。
デジタル一眼レフカメラでCanonを購入してから、なぜか自分の中で「Nikonを使うのは浮気に値する」という所謂『自分ルール』が出来てしまっていて。
デジタルからフィルムに手を伸ばし始めて、LeicaやCONTAXを首からぶら下げるようになっても尚「Nikonを使うことはないだろうなぁ」と思っていました。
そもそもNikonは風景に強いイメージを持っていたので、人を撮ることが好きな自分には合わないだろうなというところが大きかったんです。
そこまで思っていたのに、ついに扉を開けてしまいました。
(GRⅢ)
(GRⅢ)
『F100』と『AF-S NIKKOR 58mm F1.4 G』です。めっちゃ白飛びしてますね。
フィルム機と現行レンズの組合せが好きなので、例に違わずNikonでも採用しました。
『F100』はフラッグシップ機にあたるF一桁機の中の1つ『F5』のジュニアとして開発されたという経緯がある機体。機能面は申し分なくしかも安価ということで中古市場でも人気があるようです。
『AF-S NIKKOR 58mm F1.4 G』は気になったから購入した。ただこれだけです笑
「クセが強いけど描写は最強」という、褒めてるのか貶しているのか絶妙なレビューを多く見つけたので、そこに惹かれたんですよね。
初めてのメーカーというものはワクワクしますね。
意気揚々と横浜〜みなとみらいで試し撮りしてきました。作例をいくつか。
(Ektar100)
(Ektar100)
(Ektar100)
(Ektar100)
(Ektar100)
(Ektar100)
(Portra400)
(Portra400)
(Portra400)
(Portra400)
特筆すべきはこのボケ感でしょう。
スムーズにボケが始まり、遠景になるほどとろけるような描写がこのレンズの特徴なのかなと感じています。
写真を見る限り、恐らく50mm F1.4よりも深度は浅そうですね。ピント面がややシビアになるかもしれません。
(少し絞るとシャープな写りになりますが、開放で撮りたいじゃないですか。ねぇ?笑)
ただ、ピントの合っている箇所は対象がくっきり浮き上がるような描写を見せてくれるので、ポートレート撮影にも存分に力を発揮してくれそうです。
『F100』については、測距点は5つと控えめですがAFはキビキビ動くし操作もほぼデジタルのそれでした。フィルムの装填、巻戻しも自動且つスムーズ。
これだけサクサク撮れてしまうと、フィルムカメラであることをついつい忘れてしまいますね。お財布に良くない(苦笑
順番が前後してしまいますが、深度の浅さを感じたのはこの2枚。
(Ektar100)
(Portra400)
確かに最短撮影距離(58cm)あたりで撮影しましたが、ピント面からボケ始めるまでの距離がこんなに短いとは驚きです。
58cmの距離で撮影できる関係なら、もう少し絞った方が見えてくるものがありそうですね。
Nikonのカメラもレンズも初めてでしたが、良いですね。
何が良いって、カメラを構えていてシャッターを切っていて楽しかったことですかね。
写真を撮っていて楽しい気持ちになれること、これは僕の中で大きい指針のようなものです。
ついに浮気しちゃったなぁという後ろめたさはあるものの、「カメラだからセーフ!」と割り切ってF100をぶら下げてドンドン出掛けようと思います。
遊び心のある紳士、Summicron 5cm F2
1ヶ月程前になりますかね。久しぶりにLeicaのレンズを購入しました。
タイトルにある、『Summicron 5cm F2』です。
(GRIII)
1954年に登場し、今尚爆発的な人気を誇る『Leica M3』と共に発売された本レンズ。
僕のものはシリアルナンバーから54年製ということがわかっておりまして、発売年のレンズが手元にあることに感慨深い気持ちです。
そこまで歴史に詳しくはないですが(汗
まだ購入してからフィルム3本分しか撮影しておらず、あまり特徴をつかめてはいないのですがいくつか作例をお見せできればと。
(400XT)
(400XT)
(400XT)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
なんとなく「50年代製のレンズにはモノクロフィルムが合うかな〜」と思って、Summicronを装着している時はモノクロフィルムを使用したい気分になるんですよ。
わかってくれる人いますかね?
さて、作例ですが、一口にモノクロと言っても、フィルムごとに個性が垣間見えて面白い。
Kodakの『400XT』はあっさりしているし、Rolleiの『SUPERPAN 200』は赤みのあるこってりした写りだし。。
と、モノクロフィルムはまだあまり本数自体は使っていないのですが、だからこそ使うたびに新鮮な驚きがあります。
話が逸れましたね。
レンズの話に戻すと、解像度が高くハッキリとした描写をしているような印象です。
御歳65になるレンズと考えると凄いですよね。
発売当時、解像力のテストをした際に「高性能すぎる為、測定不能になった」という逸話があるほど。
また、先日カラーネガでも撮影してきました。使用フィルムはKodakの『Ektar 100』。
夕焼け時の箱根、河原で遊んできました。
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
悪いクセというか、Leicaのレンズを持つと、つい逆光で撮影したくなるんですよね。
ゴーストやフレアがキレイに出るレンズが好きで、Summicronはどんな表情を見せてくれるかなぁと撮影して見たら結構好みでした。
色味が青いのは紫外線の影響のようです。
晴天の日は日向と日陰で色の差が大きく、日陰は青みが強くなるとか。
モノクロフィルムで撮影していた時には解像度の高さに感心していましたが、カラーネガで撮るとやんちゃな面も見えてきましたね。
『遊び心を忘れないおじさま』とでも言えるでしょうか。
まだまだ僕が気づいてない面もありそうなので、出掛ける際はサッとカバンに忍ばせていこうと思います。
(Ektar 100)
それでは。
魅惑のカメラ、CONTAX Ariaと僕。
ずっと憧れてたんですよね。CONTAX Aria。
フィルムカメラで言えば、個人的にはLeicaよりも見かける機会の少ない個体。
(まぁLeicaはシリーズも多いからね笑)
というわけで、めっちゃ欲しかったんです。
欲しいなぁと思い始めてから1年弱、ついにお迎えしました。
(EOS 5D MarkⅣ/SIGMA 40mm F1.4 Art)
まずフォルムがめちゃくちゃキレイ。
グリップする部分は流線形で全体的にコンパクトな出で立ち。
Ariaには女性的な美しさを感じます。
さて、このAriaですが、構えると不思議と空を撮りたくなるんですよね。
何台かカメラを所持していますが、そんな気持ちになるのはこのAriaだけ。
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
(Planar 50mm F1.4/C 200)
(Planar 50mm F1.4/C 200)
(Planar 50mm F1.4/C 200)
使ってるフィルムが青色に定評があるのも確かなんですが、昼間の爽やかさと夕方の儚げさが良いなぁと感じます。
もちろん、他のカメラと同様にポートレートも撮ります。
一眼レフタイプのフィルムカメラだとピンボケが段違いに多くなるのですが、そこはご愛嬌ということで笑
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
(Planar 50mm F1.4/C 200)
(Planar 50mm F1.4/Ektar 100)
(Planar 50mm F1.4/GOLD 200)
(Planar 50mm F1.4/GOLD 200)
(Planar 50mm F1.4/C 200)
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
僕はフィルムカメラだとLeica M6を常用しているんですが、それとは全く異なる写り。
「そんなの当然だろバーカバーカ!」って声が聞こえてきますが、解像度だけで言えばむしろ50年代製のLeicaレンズの方が高い印象なんですよ。
対してAriaは、レンズと被写体の間に透明に近いフィルターが敷かれてるような、どこかフワッとした写り。
何かで書いたかもしれませんが、思い出ってこのくらい淡いふんわりした輪郭、色味をしていそうだなって。
世間では『写ルンです』で撮った写真を「エモいエモい!」と言って盛り上がってますが、僕にとってそういう写真を生み出してくれるのがAriaって感じですね。
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
(Planar 50mm F1.4/Portra 400)
写真にどこかメッセージ性を感じるというか。
冒頭に女性らしい美しさを感じると書きましたが、その繊細な描写も正にかもしれません。
Ariaをお店で見かけたら是非手に取って見てください。
きっと、愛おしくなるはずです。
第05回三宝カメラフィルムさんぽで取り戻したもの
写真撮ることが楽しくなくなってきたとか言いながら、しっかり参加させて頂きました。
そう、3回目の『フィルムさんぽ』についての記事となります。
人が多すぎて文字数@ken9136@marumaya215@o_photo_112@yamateru8000@ayum1_camera@r_t9n0@yarists2@takkey1020@nazu_penpen@sasyuui@FilmMatsu@Foreman_lumix@camera_momo@lost_liszt@kosagu @masya0506@camera_suzuki#フィルムさんぽ#第05回三宝カメラフィルムさんぽ#カメスズ pic.twitter.com/PFpRn02NZ2
— 鈴木 啓太/urban@プラポ7/16~21 (@urbansoul_00) July 14, 2019
いつも通り、このツイートから始まるフィルムさんぽなのですが、今回はポートレート回というだけではなく、写真家であり映画監督でもある小林幹幸(以降モトユキさん)さんが参加されるというエラい贅沢な回でした。
参加者の皆さんも、僕を含めて気合充分といった感じ。
さて、今回僕は、密かに写真についてダメ出しをしてもらえるんじゃないかということを期待していました。
というのも、フィルムさんぽでは当日撮影した36枚の中から組写真を2組作った上での講評会を実施します。
普段は主催のアーバンさんが基本は褒めのスタンスで講評してくれるのですが、今回はモトユキさんにも講評して頂けることもありそんなことを期待していました。
すっかり前置きが長くなりましたね。
それではまいりましょう。
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
モデルは普段からポートレートモデルとして活動されているユリカさん。
もちろんキレイなおかたなのですが、特に眼が印象的でした。物憂げというか、雰囲気バツグン。
石川町〜山手エリアを中心に散歩し、適宜ポートレート撮影をしたりスナップ撮影をしたりと、組写真のことも考えながら撮影を進めていきます。
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
最初のスポットは石川町駅から徒歩10分程の場所にある『外交官の家』で撮影を。
建物内はポートレート撮影禁止のためここではスナップのみ。(雨降ってたし中にいたかった笑)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
外交官の家を後にし、『ベーリック・ホール』に向かいながら撮影するなど。
(CONTAX Aria/Carl Zeiss Planar 50mm F1.4/Portra400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(CONTAX Aria/Carl Zeiss Planar 50mm F1.4/Portra400)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
近くの公衆電話でも撮影したり、割とゆっくり撮影を楽しめました。
ところで、ここまでの写真を見てきてこう思うかたもいるでしょう。
「ポートレート回ならモデル撮れよ!おい!」そうですよねわかります。
モデルさんの写真が少ないのは、単純にあまり撮ってないからなんですよねー。
ポートレート回なのに元も子もないのはわかるんですが、どうしても撮影者が多く囲みのようになるのが苦手で…汗
カメスズさん現像お願いしまーす! pic.twitter.com/7npvUQFp2Q
— 三宝カメラ (@sanpoucamera) July 14, 2019
およそ4時間ほどの撮影を終え、いつも通りカメスズさんで現像。
(28名分のフィルムを2~3時間で現像、プリント、データ化するのほんと凄すぎ、、)
皆様1日お疲れ様でした!
— 三宝カメラ (@sanpoucamera) July 14, 2019
小林さんの講評がとても刺激的で新たな視線や考え方を皆さんが発見出来たとても良い回だったと思います👀✨
また次回よろしくお願い致します!!#第05回三宝カメラフィルムさんぽ #フィルムさんぽ#三宝カメラ#カメスズ pic.twitter.com/YE7mdPRNr1
からの講評会だったんですが、いやぁこれが白熱したんですよ!
ブログの冒頭に書いた期待通りの展開!(しかもよりによって僕の組写真でw)
僕の組写真が上の2つになります。
1つめ、タイトル変え忘れてますね。『病床のシンデレラ』としてください。
議論を生んだのが2組目の組写真でした。全部で3点ほどかな?
まず1つめ「文字の主張が激しすぎる」
ロケーション的に仕方ない部分はあるんですが、やはり文字が入るとそっちに引っ張られてしまうんですよね。
せっかく良い写真が撮れても余分な情報が入ることで伝えたいことが濁ってしまう。
これは普段から気をつけたいところです。
続いて2つめ「これ展示だったらどう組むの」
「展示したことないからわからん」とバカ正直に答えてしまったんですが、結局のところ「伝えると伝わるは違う」ということに終始すると思うんですよね。
僕は割と弁が立つ方なので喋りでどうとでも出来るんですが、そういうことじゃないんですよね。
それは伝えてるだけで、伝わるものは写真を見た第一印象だけで伝わるんですよ。
ここが1番の課題ですね。展示、したい。
最後に3つめ「単純にわかりにくい」
2つめと被るんですが、説明が不足しているんですよね全体的に。
「電話というコミュニケーションを誰かととることで1歩を踏み出す」ということを表現したかったんですが、説明不足になってしまいました。
「そもそも電話ボックスとわかるか?」と聞かれましたが、確かにわからない。
僕は現場にいたからわかりますが、見る側は同じ現場にいたわけではないので、一見して『電話ボックス』と認識できない可能性が高いでしょう。
結局「自働」が語り過ぎてしまう。この2文字ほんとうるさいなー。
これらを踏まえて後日組み直してみました。
適当に作ったのがバレる出来になってしまったw
サブ機で撮影した写真も混ぜているので写真の質感にバラつきはありますが、まだ先ほどのものよりは写真だけでストーリー性が見えてくるのではないでしょうか。
組み方に工夫の余地はまだだいぶありますが、、
たまらないなあ。
— モトユキさん,7/21カメラ&フレンズ、ビューティーから考える (@motoyuk) July 14, 2019
みんな写真の夏は暑いな。
たまらないんだよ。
写真に対する情熱!
この中にいると身体中からパワーが湧いてくる感じがするんだ。
アーバンさん、ありがとう#フィルムさんぽ#三宝カメラ pic.twitter.com/4qcq0y0eES
ダメ出しをされる機会って本当に素晴らしいですね。
今は誰でもSNSで写真を発信できて、それに対しては『いいね』が評価としてついてくるでしょう。
しかし、その『いいね』は何に対してどこが『いいね』なのかが測れないので、今回のような生の意見が非常に重要だと感じました。
『いいね』も『よくないね』も直接ぶつけることが成長痛としてこれからに繋がる気がします。
今回も非常に勉強になる回でした。
そして前言撤回させてください。写真撮るの、めちゃくちゃ楽しいです。
写真を撮ることが楽しくなくなってきたって話
はい、題名の通りです。
最近、写真を撮ることが楽しくなくなってきました。いや、楽しいは楽しいんですが
素直に楽しめなくなってきたというか。
友人と写真を撮りに行く。シャッターもたくさん切る。でも何か違う。
モヤモヤするので、1度言語化してみようと思って、記事を書き始めました。
撮ってて楽しくなくなった原因は「評価されない」ことが僕の場合は大きいです。
ただ、ここでいう評価というのは小さなもので、SNSでいいねがつかないといったもの。どうだ、ちっちぇだろ笑
元は、当時お付き合いしていた女性の影響で始めたカメラ。
EOS Kiss5という当時からしてもだいぶ型落ち、且つエントリー機を使用していながらめちゃくちゃ良い写真を撮っていたんですよね。
カメラなんて全く興味なかったのに、彼女が撮る写真に憧れてカメラを始めました。
確かそれが2017年頃の話。
『PENTAX Q』から始まり、そこからどんどん機材レベルが上がっていき今に至るわけですが、最初はカメラのモニターに写る写真を見るだけで「うおーすげー!」と感じていました。
上の写真はPENTAX Qを構えてるものですね。顎のお肉がポイントです。
この頃は撮影することそのものが純粋に楽しい時期でした。
そこから時を経て、PENTAX Q→EOS 9000D→EOS 6D MarkIIと機材が良くなるごとになんとなく個人的に満足のいく写真が撮れるようになってきました。
そこから、ちょっとずつ写真を撮った後の感覚が変わってきましたね。
なにかというと『人から承認されたい欲』が顔を出してくるんですよ。
例えば、100ってキリが良いなと思っていて、インスタやTwitterでも100いいねがついたら個人的に満足できるんですよね。「あ、なんかみんな良いと思ってくれてるんだ!」って。
それが、まぁいいねつかないんですよね笑
上の写真、最近撮ったもので僕は結構気に入ってるんですけど、まぁ無風。
結構ヘコむんですよ。「僕の写真ってそんなに良くないの?」って思っちゃう。
いいね数にしばられるのは良くないし、本質とは違うということは理解しつつも、どうしても目の前のわかりやすい評価を求めしてまう。そんな経験ないですか?
目的が知らぬ間に変わってしまってるんですよね。
手段は変わらぬままカメラのはずなのに、目的が「僕の好きな人たちを写真に残す」から「いいねをもらう」になってる。
カメラで撮るという行為自体は同じでも、その先に目指すものが変わってしまうと、同じことをしていても全く楽しくないんですよ。
1,000とか10,000いいね以上もらえてたらそんなことも気にならないんだろうけど。
もうひとつあって、写真って勝ち負けというわかりやすいものではなく定性的な評価で成り立っていることも自分が迷う原因になってます。
こう見えて、硬式テニスで神奈川県大会で優勝したことあるんですよ僕。
体育会系で、勝ち負けのわかりやすい世界で生きてきたので、余計に「むむむ」となる。
(写真の世界は『勝負』でないこともわかってはいますが)
自分が良いと思っても、最終は受け手がどう思うかってところは本当に難しいです。
ただ、撮影した写真を見返すと、みんな良い顔をして写ってるんですよね。
本当はそれを見て満足できたら良いんですけど。
この、『誰かから評価されたい』欲との戦いは長くなりそうです。
「楽しくないなら撮らなきゃ良いじゃん」と言われるかもですが、先述したように撮影した写真を見てると「撮って良かったな」って思うんですよ。
なので、時間は掛かるかもしれないですが、自分にとって大切な人を写真に残す。
そこに対して100%楽しめるようになれたら良いなと。
また、楽しみ方だって色々あるんですよね実は。
SNSにあげなくても、フォトブックにまとめて思い出を振り返るのも良いだろうし、様々なサイズにプリントして額に入れて飾るのだって良い。
今は、こんな風に友人と遊びながら撮影するのが楽しいかも。
結局書いてても気持ちがまとまりきらなかったですが、皆さんも「目的が変わってきたかも?」と思ったら1度立ち止まって考えてみてはいかがでしょう。