イエスというリスク
今日から4月ですね。新年度です。
僕個人としては、今年で27歳になるわけですが、昔思い描いていたような
"大人の男性"にはなれませんでした。
いまだに、"おっぱい"とか"おちんちん"とかの単語だけで盛り上がれます。最低ですね。
さて、新年度ということで、環境が大きくかわる人もいるでしょう。
高校3年生から大学1年生へ。大学4年生から社会人1年生へ。などなど、、
今回のタイトルは、わかりやすく1年生を例えに進めていきたいと思います。
とっても単純な話でいうと、先輩に言われたことに対して、1年生だと「No!」と言いにくいですよね。
あるいは、先輩の言うことなんだからやらなくてはいけない、、!と言った義務感のようなものを感じる方もいるでしょう。
僕なんかは、人にお願いをするとき「イエスか、はいか、喜んで!で答えてね」と前置きしてから話始めることがあります。(無論、冗談ですが)
先輩やお客様(クライアント様など含む)に言われたことに対してって、「No」と言いにくいため、ついつい「Yes」と言いがちだと思います。
ここで少し考えてみましょう。
そうすると、何かに「Yes」と言う場合、必ず何かに「No」と言っているということがわかると思います。
とても極端な例で言うと、「休日だけど出勤してくれる?」と言われた際に、
「Yes」と答えると、"自分のための休日の時間"がなくなりますよね?
それがここでいうところの「No」にあたります。
あとは、それぞれが自身の経験を思い返してみれば、心当たりの1つや2つくらいはあるかもしれませんね。
今でこそあまり聞かなくなりましたが、何でもはいはい言う人を"イエスマン"と
呼ぶことがあります。頼む側からしたら、イエスマンはさぞ便利な人でしょうが、
イエスマン本人は、「Yes」ということが、自分の首を自分で絞める恐れがあることを自覚しておいた方が良いでしょう。
ただ、これは全ての事象に対してというよりも、冷静な判断が下せなくなりかけているような状況の時こそ、気をつけた方が良いでしょうという程度の話です。
また、今までの内容に付随して、勇気を持って「No」を言うことも時には必要だと考えています。
なぜなら依頼をしてくる側が、必ずしも正しいことを言っているとも限らないからです。
そういったとき、「No」とした上で、正しい方向に導いてあげることも、また大切ではないでしょうか。
実際に、そうした場面に遭遇してみないとピンとこないかもしれないですね。
Yes / Noは用法用量を守って、正しく使用していきましょう。