遊び心のある紳士、Summicron 5cm F2
1ヶ月程前になりますかね。久しぶりにLeicaのレンズを購入しました。
タイトルにある、『Summicron 5cm F2』です。
(GRIII)
1954年に登場し、今尚爆発的な人気を誇る『Leica M3』と共に発売された本レンズ。
僕のものはシリアルナンバーから54年製ということがわかっておりまして、発売年のレンズが手元にあることに感慨深い気持ちです。
そこまで歴史に詳しくはないですが(汗
まだ購入してからフィルム3本分しか撮影しておらず、あまり特徴をつかめてはいないのですがいくつか作例をお見せできればと。
(400XT)
(400XT)
(400XT)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
(SUPERPAN 200)
なんとなく「50年代製のレンズにはモノクロフィルムが合うかな〜」と思って、Summicronを装着している時はモノクロフィルムを使用したい気分になるんですよ。
わかってくれる人いますかね?
さて、作例ですが、一口にモノクロと言っても、フィルムごとに個性が垣間見えて面白い。
Kodakの『400XT』はあっさりしているし、Rolleiの『SUPERPAN 200』は赤みのあるこってりした写りだし。。
と、モノクロフィルムはまだあまり本数自体は使っていないのですが、だからこそ使うたびに新鮮な驚きがあります。
話が逸れましたね。
レンズの話に戻すと、解像度が高くハッキリとした描写をしているような印象です。
御歳65になるレンズと考えると凄いですよね。
発売当時、解像力のテストをした際に「高性能すぎる為、測定不能になった」という逸話があるほど。
また、先日カラーネガでも撮影してきました。使用フィルムはKodakの『Ektar 100』。
夕焼け時の箱根、河原で遊んできました。
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
(Ektar 100)
悪いクセというか、Leicaのレンズを持つと、つい逆光で撮影したくなるんですよね。
ゴーストやフレアがキレイに出るレンズが好きで、Summicronはどんな表情を見せてくれるかなぁと撮影して見たら結構好みでした。
色味が青いのは紫外線の影響のようです。
晴天の日は日向と日陰で色の差が大きく、日陰は青みが強くなるとか。
モノクロフィルムで撮影していた時には解像度の高さに感心していましたが、カラーネガで撮るとやんちゃな面も見えてきましたね。
『遊び心を忘れないおじさま』とでも言えるでしょうか。
まだまだ僕が気づいてない面もありそうなので、出掛ける際はサッとカバンに忍ばせていこうと思います。
(Ektar 100)
それでは。