第05回三宝カメラフィルムさんぽで取り戻したもの
写真撮ることが楽しくなくなってきたとか言いながら、しっかり参加させて頂きました。
そう、3回目の『フィルムさんぽ』についての記事となります。
人が多すぎて文字数@ken9136@marumaya215@o_photo_112@yamateru8000@ayum1_camera@r_t9n0@yarists2@takkey1020@nazu_penpen@sasyuui@FilmMatsu@Foreman_lumix@camera_momo@lost_liszt@kosagu @masya0506@camera_suzuki#フィルムさんぽ#第05回三宝カメラフィルムさんぽ#カメスズ pic.twitter.com/PFpRn02NZ2
— 鈴木 啓太/urban@プラポ7/16~21 (@urbansoul_00) July 14, 2019
いつも通り、このツイートから始まるフィルムさんぽなのですが、今回はポートレート回というだけではなく、写真家であり映画監督でもある小林幹幸(以降モトユキさん)さんが参加されるというエラい贅沢な回でした。
参加者の皆さんも、僕を含めて気合充分といった感じ。
さて、今回僕は、密かに写真についてダメ出しをしてもらえるんじゃないかということを期待していました。
というのも、フィルムさんぽでは当日撮影した36枚の中から組写真を2組作った上での講評会を実施します。
普段は主催のアーバンさんが基本は褒めのスタンスで講評してくれるのですが、今回はモトユキさんにも講評して頂けることもありそんなことを期待していました。
すっかり前置きが長くなりましたね。
それではまいりましょう。
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
モデルは普段からポートレートモデルとして活動されているユリカさん。
もちろんキレイなおかたなのですが、特に眼が印象的でした。物憂げというか、雰囲気バツグン。
石川町〜山手エリアを中心に散歩し、適宜ポートレート撮影をしたりスナップ撮影をしたりと、組写真のことも考えながら撮影を進めていきます。
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
最初のスポットは石川町駅から徒歩10分程の場所にある『外交官の家』で撮影を。
建物内はポートレート撮影禁止のためここではスナップのみ。(雨降ってたし中にいたかった笑)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
外交官の家を後にし、『ベーリック・ホール』に向かいながら撮影するなど。
(CONTAX Aria/Carl Zeiss Planar 50mm F1.4/Portra400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(EOS 3/EF85mm F1.8 USM/Portra 400)
(CONTAX Aria/Carl Zeiss Planar 50mm F1.4/Portra400)
(Leica M6/Summicron 5cm F2/400 XT)
近くの公衆電話でも撮影したり、割とゆっくり撮影を楽しめました。
ところで、ここまでの写真を見てきてこう思うかたもいるでしょう。
「ポートレート回ならモデル撮れよ!おい!」そうですよねわかります。
モデルさんの写真が少ないのは、単純にあまり撮ってないからなんですよねー。
ポートレート回なのに元も子もないのはわかるんですが、どうしても撮影者が多く囲みのようになるのが苦手で…汗
カメスズさん現像お願いしまーす! pic.twitter.com/7npvUQFp2Q
— 三宝カメラ (@sanpoucamera) July 14, 2019
およそ4時間ほどの撮影を終え、いつも通りカメスズさんで現像。
(28名分のフィルムを2~3時間で現像、プリント、データ化するのほんと凄すぎ、、)
皆様1日お疲れ様でした!
— 三宝カメラ (@sanpoucamera) July 14, 2019
小林さんの講評がとても刺激的で新たな視線や考え方を皆さんが発見出来たとても良い回だったと思います👀✨
また次回よろしくお願い致します!!#第05回三宝カメラフィルムさんぽ #フィルムさんぽ#三宝カメラ#カメスズ pic.twitter.com/YE7mdPRNr1
からの講評会だったんですが、いやぁこれが白熱したんですよ!
ブログの冒頭に書いた期待通りの展開!(しかもよりによって僕の組写真でw)
僕の組写真が上の2つになります。
1つめ、タイトル変え忘れてますね。『病床のシンデレラ』としてください。
議論を生んだのが2組目の組写真でした。全部で3点ほどかな?
まず1つめ「文字の主張が激しすぎる」
ロケーション的に仕方ない部分はあるんですが、やはり文字が入るとそっちに引っ張られてしまうんですよね。
せっかく良い写真が撮れても余分な情報が入ることで伝えたいことが濁ってしまう。
これは普段から気をつけたいところです。
続いて2つめ「これ展示だったらどう組むの」
「展示したことないからわからん」とバカ正直に答えてしまったんですが、結局のところ「伝えると伝わるは違う」ということに終始すると思うんですよね。
僕は割と弁が立つ方なので喋りでどうとでも出来るんですが、そういうことじゃないんですよね。
それは伝えてるだけで、伝わるものは写真を見た第一印象だけで伝わるんですよ。
ここが1番の課題ですね。展示、したい。
最後に3つめ「単純にわかりにくい」
2つめと被るんですが、説明が不足しているんですよね全体的に。
「電話というコミュニケーションを誰かととることで1歩を踏み出す」ということを表現したかったんですが、説明不足になってしまいました。
「そもそも電話ボックスとわかるか?」と聞かれましたが、確かにわからない。
僕は現場にいたからわかりますが、見る側は同じ現場にいたわけではないので、一見して『電話ボックス』と認識できない可能性が高いでしょう。
結局「自働」が語り過ぎてしまう。この2文字ほんとうるさいなー。
これらを踏まえて後日組み直してみました。
適当に作ったのがバレる出来になってしまったw
サブ機で撮影した写真も混ぜているので写真の質感にバラつきはありますが、まだ先ほどのものよりは写真だけでストーリー性が見えてくるのではないでしょうか。
組み方に工夫の余地はまだだいぶありますが、、
たまらないなあ。
— モトユキさん,7/21カメラ&フレンズ、ビューティーから考える (@motoyuk) July 14, 2019
みんな写真の夏は暑いな。
たまらないんだよ。
写真に対する情熱!
この中にいると身体中からパワーが湧いてくる感じがするんだ。
アーバンさん、ありがとう#フィルムさんぽ#三宝カメラ pic.twitter.com/4qcq0y0eES
ダメ出しをされる機会って本当に素晴らしいですね。
今は誰でもSNSで写真を発信できて、それに対しては『いいね』が評価としてついてくるでしょう。
しかし、その『いいね』は何に対してどこが『いいね』なのかが測れないので、今回のような生の意見が非常に重要だと感じました。
『いいね』も『よくないね』も直接ぶつけることが成長痛としてこれからに繋がる気がします。
今回も非常に勉強になる回でした。
そして前言撤回させてください。写真撮るの、めちゃくちゃ楽しいです。