Leicaでポートレートを撮るということ
Leica M6、ポートレート撮影にも積極的に使ってるんですよね。
ピント合わせるの遅いくせに、瞬間をどんどん逃してるくせに、それでもLeicaで撮ってます。
理由は「だってカッコイイじゃん。」この一言に尽きますが笑
というわけで、レンズもフォクトレンダーの『NOKTON classic 35mm F1.4 MC』を新調して色々撮ってます。頑張ってますぼく笑
いきなりちょっとアダルトな雰囲気(?)の写真。
これは先日参加したフィルム散歩で撮影したものです。
この辺も全て、サブカメラとして持参したLeica M6で撮影しました。
前の記事が圧倒的に寄りで撮影した写真を載せていた分、これらの写真は割と自然な落ち着いた雰囲気かと。
若干引きの写真が多いと感じるかもしれませんが、それもそのはず。
Leicaって最短撮影距離が70cm〜1mm程度なんですよ。近寄れないんですよね。
近寄れない上にレンズが35mmと割と広角なんで、必然的にスナップ的な撮り方になります。
となると、つまりポートレートも自然な感じ、作り込み過ぎない感じに仕上げられるんですよね。
ポートレートなんだけど、人物よりも背景その他の方が大きく写る。
「レンズ変えれば良いじゃん」という声も聞こえてきそうですが、35mmのこの画角がLeicaらしいんですよ。
例えば、好きな人のことって、ちょっと距離を置いて眺めてるのが丁度良いじゃないですか。そんな感じ。
近寄ったら好きな気持ちがバレちゃうから、少しだけ距離を置く。経験ありますよね?
とはいえ、背景を整理してあげればポートレートとして成立するのではないでしょうか。
もちろん、ポートレート向けの中望遠レンズとは異なり、被写体以外の雑味も多分に入りますがそれもまた良しということで。
あとこの3枚、僕のクセが如実に出てますね。人を右に置きがち笑
さて、ポートレート写真を多く掲載してきましたが もちろんそれだけではありません。
こんな風に、スナップシューターとして使うことも 当然あります。
というか、気軽に持ち運びできるレンジファインダー機はスナップシューターとして使うのがあるべき姿でしょう。
それでも、Leicaの放つ雰囲気や佇まいの中ポートレートを撮影すると、撮る側も撮られる側も気分がアガるというか、ちょっと違うんですよね。
これは気持ちの問題かも知れませんが、その気持ちが大事。
これからも、Leicaだからこそ撮れる画を大切に撮影していきたいものです。