雑記屋さん

某広告代理店勤務のクリエイティブディレクターが、時々お仕事のことや趣味の仮面ライダー/カメラのことについてツラツラと記事にしていきます!

贅の極み!SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sportsで切り取った世界

カメラの機材ばかりグレードアップしていくことで有名な僕なんですが、まーたやっちまいました。

はい、ノリと勢いでレンズ購入しました。16.5万円。ふぅ。

 

いわゆる『大三元レンズ』の一翼を担うレンズで、カメラ好きならいつかは手に入れたいと思うのではないでしょうか。

 

そんな本記事「撮った写真、みんな見て!」ってだけの内容です笑

 

f:id:Ryouchang:20190304173644j:plain

 

そんなこんなで、ちょうどパシフィコ横浜で『CP+』という、カメラと映像写真のワールドプレミアショーが開催されてたので、試し撮り兼ねて乗り込んできました。

 

カメラに関わる主要メーカーが新製品を発表したり、プロ写真家によるセミナーが催されたり、物販があったりと「年に1度のてんこ盛りなイベント」だと思ってもらえたらOKです笑

 

機材は下記の通り

※写真はLightroomとVSCOでレタッチしてます。

Canon EOS 6D MarkⅡ

https://www.yodobashi.com/product/100000001003617788/

SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports

https://www.yodobashi.com/product/100000001004157055/

 

はい、察しの通り撮影したのはモデルさんとコンパニオンばかり(・∀・)

 

f:id:Ryouchang:20190304204735j:plain

 

 

f:id:Ryouchang:20190304205202j:plain

 

 

f:id:Ryouchang:20190304205803j:plain

 

乃木坂46』を起用したCMが話題となった『mouse』が有名な、クリエイター向けPCを発売する『DAIV』のコンパニオン3名。

 

この方々を撮影した際、まず望遠ズームの利点に気付かされたわけでして。

そう、ズーム出来るから自分は引けるんですよ。

何かというと、コンパニオンの周りにはそりゃもうたくさんのオスがいるわけです。たくさんのオスがデカい装備で良い写真を撮ろうと必死なんですよ。戦争ですマジで

ただ、望遠ズームがあればその戦場から1歩引いて撮影が出来る。これはスゴい。(使い方が不純だと聞こえてきますね)

 

それはさておき、このレンズ、画の描写が素晴らしいんですよ!

焦点距離は中望遠である80〜100mmに設定しF値は開放で撮影していますが、ピントが合った部分はシャープで髪の毛1本1本もキレイに解像されてることが見て取れます。

ボケもF値2.8を活かした充分に滑らかなもので、被写体をクッキリと写してくれてますね。

 

続いて、ドイツの老舗レンズメーカー『Carl Zeiss』の特設ブースにいらっしゃったモデルさんを数ショット。

 

f:id:Ryouchang:20190304211413j:plain

 

スーツの仕立て屋さんを思わせるセットで世界観が出来上がっていたので、撮る側も撮られる側もイメージが湧きやすい。

参加者の写欲を掻き立てる演出、やっぱCarl Zeissともなるとやることがちげーなぁ!(何様)

 

f:id:Ryouchang:20190304211559j:plain

 

 

f:id:Ryouchang:20190304211706j:plain

 

 

f:id:Ryouchang:20190304211813j:plain

 

皆さんお気づきでしょう。

そう、モデルがとてつもなくキレイ過ぎる

たまにチラッと目線をくれて、僕が撮影してから微笑みかけると素敵な笑顔で返してくれるんです。悪魔か?

 

これらの写真は、座っているもののみ焦点距離70mm、残りは100mmで撮影しました。(F値は相変わらず開放)

このレンズ、焦点距離100mmを超えてくると被写体がまるで浮き出てくるような描写になるんですよね(単焦点でも同じでしょうけど)。

いわゆる「溶けるようなボケ味」も味わえるとは、正直ここまでなんでも撮れるとは思ってなかったので高水準のオールラウンダー具合には良い意味で裏切られました。(使い方あってるかな?笑)

 

SIGMAのラインの中でも本レンズはSportsに属していますが、描写はArtのそれと何ら変わらない高レベルなものでホント、ビックリです。なにこれ

 

ちょっと語り過ぎましたね笑

この後も、一通り「ちゃんと」CP+を楽しんでメイン会場を後にしました。

 

f:id:Ryouchang:20190304190632j:plain

 

もう1つの会場である大さん橋ホールに向かおうとすると、

パシフィコ横浜の国際交流ゾーンでもなにやらイベントが。。

(僕は存じ上げないのですが)歌手のかたが歌を披露していました。

 

屋外で人を撮るとどう写るのかと思いシャッターを切りましたが被写体が浮くわ浮くわ!200mmでの人物撮り恐るべし。。

※念のため言っておくとライブは撮影OKでした。

ボケ量も、とてもF2.8とは思えないレベルでありながら、しかし「背景が何であるか」はわかる絶妙なラインで纏まっており「撮れないものあるのか!?」とまで思わされましたわ。。

 

f:id:Ryouchang:20190304181253j:plain

 

目的地の大さん橋すぐ近く、色鮮やかで好きなんですよねここ。

テレ端200mmに絞り開放で撮影。風景撮りであっても、開放から非常にシャープでキレッキレな写り!

手前右側のビルのザラザラした質感も感じ取れるような描写ではないでしょうか。

 

f:id:Ryouchang:20190304181843j:plain

 

ちょっと寄ってみました。焦点距離は135mmくらい。

様々なトーンの青色がありますが、それぞれの色合いをしっかり表現してくれてます。

この日は天気も良く気温も丁度良かったので、どのカフェもテラス席まで人がたくさんいました。春はもうすぐですね~。

 

f:id:Ryouchang:20190304182541j:plain

 

f:id:Ryouchang:20190304182543j:plain

 

いざ大さん橋へ到着すると超豪華客船『DIAMOND PRINCESS』が停泊してました。後で調べたんですが、沖縄〜台湾9泊の旅行プランがあったみたいですね!スイートだと55万から。すげ。

ということで、ワイド端の70mmで撮影してみましたが、絞り開放にも関わらずパンフォーカスかのような写り。

最近思うんですけど、目を見張るような写真も撮れるのに普通の写真も普通に撮れるレンズ、マジでベストオブ優等生じゃないですか?

 

f:id:Ryouchang:20190304191946j:plain

 

f:id:Ryouchang:20190304191928j:plain

 

こちらは元町と山下公園の風景ですが、どちらも焦点距離は200mmで撮影しています。

 

これまで「風景といえば広角だろ!」と、安直に28mm程度のレンズで風景撮影してきましたが望遠レンズで撮影するのもまた違った面白みがありますね。

 

範囲をグッと絞り込んで撮影する分、写真にストーリー性が出るというか、想像力を掻き立てるというか。

 

いや、ほんとに全てが想像以上のレンズでした。

Artラインじゃないの?と思わせるほどのシャープで精密な描写。それに加えてSportsラインならではのAFの機敏さ。

一言で表すなら『贅の極み』です。

 

ただ、レンズだけで1.8kg、カメラ本体と合わせると2.6kg程。

1日撮り歩くには重量級なので、筋トレ始めます笑