フィルム散歩って楽しいぞ
1つ前の記事でLeica M6を購入したことを書いたんですが、Leicaの魔力というかフィルムの魅力というか、最近はどっぷりフィルムカメラにハマってしまいました。
デジタル一眼レフと違って撮ってすぐに確認できないし、複雑な設定もできないですが、それが良いんですよね。見たままをそのまま残すっていうシンプルな撮影スタイル。(使うフィルムによって色味やクセなどはありますが笑)
そんなフィルムLoverになった僕が、ずっと参加したくていた『フィルム散歩』に参加してきたことを書いていこうと思います。
『フィルム散歩』は写真家の鈴木啓太さんと『カメラはスズキ』さんのコラボ企画として毎月2回程度開催されてるイベントです。
Twitterで啓太さんを知ってから何度も参加できずにいた本イベント、ついに4/21に参加することが出来て気分はウキウキでした。
あ、啓太さんは本当に素晴らしい写真家のかたでして、こちらをご覧ください。ポートレート写真好きの人なら絶対ハマる。
https://www.urbanartgraph.com/portrait
(フォトテクニックデジタルにも寄稿されることもあるので、読者のかたは要注目!)
さて、前置きが長くなりましたが本題に移りましょう。
乃木坂の『国立新美術館』からスタートしたフィルム散歩ですが、ここまで見てお察しのかたもいるでしょう。
今回のイベントは『モノクロフィルム』縛りで実施されました。
カメラは35mmフィルムカメラであればなんでも良いのですが、フィルムだけは指定があり、カラーネガと同等の処理で即日現像のできる『イルフォード XP2 SUPER400』で撮影を行っています。
こちらの4枚は啓太さんに撮影して頂いたもの。
ご本人は「ズームレンズがダメすぎてすみません」と仰っていましたが、あのぉ、一言で言うと大満足です笑
こちらの2枚は僕撮影ではないですが、参加した15名がそれぞれ「これだ!」と思った情景を写し取ったり、そうこうしながら、あぁでもないこうでもないと雑談したりもフィルム散歩の醍醐味だったなぁと感じます。
これは国立新美術館からの道中で撮影したものですが失敗例として。。
モノクロフィルムということで色が白か黒しかない分、明暗と濃淡、光と影を読んで撮影しないと『メリハリのないのっぺりした写真』になってしまうんですよね。
この写真、多分普通にカラーで撮ってたら良い感じになったんだと思う。
さて気を取り直して。この3枚は僕が撮ったもので、イベント最後の講評会で組写真に使用したもの。
テーマは『shadow』
上を目指す恐怖と、現状維持への停滞感、レベルを下げることへの葛藤を表現した作品です。モノクロだからこそ、明暗を使ったネガティブちっくな作品を作りたかったんですよね。
今日はフィルムさんぽのモノクロオンリー回です!テスト回という事で、色々実験してきます!
— 鈴木 啓太/urban (@urbansoul_00) April 21, 2019
場所は光と影が印象的な国立新美術館からスタート
現像はカメスズさんになります🙇@tmo2hiro @yucatine_photo@tmo2hiro@xxCoppeliaxx@camera_momo#フィルムさんぽ#第18回フィルムさんぽ#カメスズ pic.twitter.com/mlDeyIAvqE
モノクロ回終了です
— 鈴木 啓太/urban (@urbansoul_00) April 21, 2019
カメスズさんにパール紙プリントをお願いしましたが、モノクロとパール紙のバランスは最高でした!是非皆さん試してみて下さい👍
また5/25土はフィルムさんぽのビッグイベントをやりますので特に初心者の方、是非ご参加下さい!#フィルムさんぽ#第18回フィルムさんぽ#カメスズ pic.twitter.com/AKU5rFiEry
ということで、イベント終盤には参加者みんなで講評会。
15名の参加者全員が撮影した写真で組写真を作り、その意図を聞いて、投票して、、
写真って、誰かに評価されたり順位をつけたりする機会って少ないと思うんですよね。このフィルム散歩は、順位自体はつくのでそこが良いと思いました。(酷評されるような心折れることがないのも安心)
あと、新しい出会いがあるのも良いですね!イベント後にもTwitter上で仲良くしてくださるかたが多く、それだけでも参加して非常に良かったなと。(これからもお会いする機会が多くなるでしょうw)
今回はモノクロ縛りではあったものの、サブ機は何を使用しても良かったんですよね。『田中と佐藤』というアカウント名の上野さん(もはやどれが本名かわからないですが)は期限切れのフィルムで撮影していて、上記2枚の雰囲気も面白いですよねー。
あ、ちなみに僕は先の講評で3位となる票を頂きました。順位はもとより、誰かに良いと思ってもらえるのって素直に嬉しいものです。
景品も頂きましたよ!ISO感度0.8のモノクロフィルム!
ISO感度0.8ってどう使えば良いのさ!笑
平成では使う機会がなかったので、令和の風景を撮影しようと思います。(撮れるかなぁ)
元号が変わっても、フィルム写真は廃れないで欲しいなぁ。
念願のLeicaを手に入れたって話
カメラを嗜んでいる人なら1度は聞いたことがあるでしょう。そう、Leica。
「ただ写真が撮れるだけ」なのにカメラ界の頂点に君臨するLeica、ついに買ってしまいました。
購入したのはLeica M6。1984年から1997年まで生産されたフィルムカメラで、僕のは94年製。
合わせるレンズはLマウントのSummaron 35mm F3.5。このレンズはボディより更に古く、1946年〜1950年代?頃のものとなります。
ボディもレンズも言ってしまえば年代物なんですが、M6本体が20万!レンズは8万!
どちらももちろん中古なんですが、本体に関してはメインで使っているデジタル一眼レフ(新品)より高いです笑
高いだなんだと騒ぎましたが、Leicaを手に入れたワクワクと共にフィルムと現像代を握りしめて撮影に出かけました。
以下が作例となります。
フィルムはカラー:Kodak GOLD200/モノクロ:ACROS 100を使用。
フィルムカメラなので使うフィルムによっても写りは変わりますが、個人的にはとても好きな質感でした。
しっとりしていると言うか、主張が激し過ぎないと言うか。
作例の最初にはポートレートを持ってきましたが、街中のスナップショットにも力を発揮する印象ですね。むしろスナップシューターとして使うのが正解かも。
からのモノクロです。
モノクロのフィルムはこれが初ですが、Leica使いがモノクロを好む理由がわかったような気がしました。
色々書きたいのに言葉が全然出てこない!よって『エモい』の一言で片付けます笑
このカメラって、『レンジファインダー』と呼ばれるジャンルで、カメラの左上についてるファインダーから覗きながらシャッターを切るタイプなんですよね。
つまり、今時のデジカメのように「ファインダーで見える像がそのまま写真になる」わけではないんですよ。わかりやすく言うと『写ルンです』と同じタイプ。
実際に写真として写るのはファインダーから見える世界よりも右下。
となると、どうしても「予期せぬもの」が写ってるもんです。でもそれすらも良いと思わせる力があるなぁと思っちゃうんですよね。
最後に、自分の手持ちのフィルムカメラで撮影した写真を部屋に飾ってみました。
デジタル一眼で撮影した写真とは違う「遠い記憶」を体現したようなザラついた曖昧な質感。
Leicaって、カメラって、写真って、良いぞ。
【フィルムレビュー】PORTRA 800がノスタルジックな写りの、春にぴったりなフィルムだった話
もう3月も折り返し!春ですねぇ。出会いと別れの季節ですよ。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は最近カメラばかりの生活でして、仮面ライダーはどこいったんだと思います。土日ほぼカメラな生活。
基本はデジタル一眼レフなんですが、何においても「通ぶりたい」僕は最近フィルムカメラも使うようにしてまして、今日はそのフィルムを紹介できたらなと思います。
今回紹介するのは『Kodak PORTRA 800』
人物撮影指す『Portrait(ポートレート)』に適したフィルムということで『PORTRA』の名をしていると見かけた記憶があるんですが、適度な粒状感に暖色系のあたたかみのある発色、豊かな階調が特徴とのことで人を撮るのにもってこいだぜ!って感じのフィルムです。
値段は36枚撮り1本で1,900円程度します。現像とデータ化を足すと3,100円程度。たけえなぁ
では実際にどういう写真が撮れるのか、作例を見ていきましょう!
あ、使用カメラは信頼と安心の『PENTAX SPF』に『SuperTakumar 55mm F1.8』を着けたものです。
それでは気を取り直して
こちらはおととい撮影したものですね。
オシャレなストックフォトで有名なSnapmart様が主催の『神田ワテラス散歩』に参加して色々撮り歩いてきたときのものです。iso800と高感度なので、2~3枚目のような暗めの室内でもバッチリの写りですねー。
iso800ですが、1枚目のように日中の撮影も無難にこなしてくれます。「400だとちょっと不安かも、、」というような僕と同じチキンカメラマンの人は800を選ぶと心強いでしょう。
ただ、一方で高感度ならではというか、粒状感がやや目立つのでここは好みが分かれるところかなと。PORTRAは160/400/800といくつか感度の種類が用意されているので、好みとシチュエーションによって使い分けるのが正しい選び方ですね笑
これは先月、宮崎県は高千穂で撮影した写真です。ピント外すとより粒状感が目立ちますね。写真というよりもアートっぽくなるというか、ピント外してもおしゃれに見える最強フィルムということですね。異論は認めません。
2枚目は完全に雰囲気で誤魔化してますけど、もちろんピントが合った時の描写もノスタルジックでぬくもりが感じられるかなと。(フィルムの発色が暖色強め、且つ高感度で彩度も強めに出てるのが要因かと思われます)
ちなみにこれは、28年の人生の中で1番美味しかった「鶏のから揚げ」です。これも高千穂です。
そして、から揚げすらもなんとなく「エモく」写してしまうこのフィルム凄いー。好きー。もっと使いたいー。高いー。
さて、「人物はわかった。風景はどうなんだ?」という声がちらほら聞こえてきたので、風景写真もいくつか。
これらは熊本県の『上色見熊野座神社』で撮影したものです。天気が悪く霧が凄い、簡単に言えば悪天候だったんですが場の雰囲気はしっかり形に出来てるんじゃないかなと。彩度が強めな分、晴れた日の風景なんかは色鮮やかに美しく撮れると思います。
試しに友人を撮影したんですが、もう粒状感がすごいというか、粒が暴れ狂ってますね。
いくら高感度と言えど条件が悪いと「もったいない写り」になってしまうので、しっかりシチュエーションを見極める必要はありますね。
改めておとといの『神田ワテラス散歩』の写真に戻りますが、シチュエーションさえ読み違えなければ、室内のような暗がりでもキチッと写ります。
自然光との相性も良いので、これからの季節『花x影x女性』という黄金の組み合わせをPORTRAで撮影するのも楽しいでしょうね。
ほら、なんかワクワクしてきませんか?
贅の極み!SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sportsで切り取った世界
カメラの機材ばかりグレードアップしていくことで有名な僕なんですが、まーたやっちまいました。
はい、ノリと勢いでレンズ購入しました。16.5万円。ふぅ。
いわゆる『大三元レンズ』の一翼を担うレンズで、カメラ好きならいつかは手に入れたいと思うのではないでしょうか。
そんな本記事「撮った写真、みんな見て!」ってだけの内容です笑
そんなこんなで、ちょうどパシフィコ横浜で『CP+』という、カメラと映像写真のワールドプレミアショーが開催されてたので、試し撮り兼ねて乗り込んできました。
カメラに関わる主要メーカーが新製品を発表したり、プロ写真家によるセミナーが催されたり、物販があったりと「年に1度のてんこ盛りなイベント」だと思ってもらえたらOKです笑
機材は下記の通り
※写真はLightroomとVSCOでレタッチしてます。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003617788/
・SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports
https://www.yodobashi.com/product/100000001004157055/
はい、察しの通り撮影したのはモデルさんとコンパニオンばかり(・∀・)
『乃木坂46』を起用したCMが話題となった『mouse』が有名な、クリエイター向けPCを発売する『DAIV』のコンパニオン3名。
この方々を撮影した際、まず望遠ズームの利点に気付かされたわけでして。
そう、ズーム出来るから自分は引けるんですよ。
何かというと、コンパニオンの周りにはそりゃもうたくさんのオスがいるわけです。たくさんのオスがデカい装備で良い写真を撮ろうと必死なんですよ。戦争ですマジで。
ただ、望遠ズームがあればその戦場から1歩引いて撮影が出来る。これはスゴい。(使い方が不純だと聞こえてきますね)
それはさておき、このレンズ、画の描写が素晴らしいんですよ!
焦点距離は中望遠である80〜100mmに設定しF値は開放で撮影していますが、ピントが合った部分はシャープで髪の毛1本1本もキレイに解像されてることが見て取れます。
ボケもF値2.8を活かした充分に滑らかなもので、被写体をクッキリと写してくれてますね。
続いて、ドイツの老舗レンズメーカー『Carl Zeiss』の特設ブースにいらっしゃったモデルさんを数ショット。
スーツの仕立て屋さんを思わせるセットで世界観が出来上がっていたので、撮る側も撮られる側もイメージが湧きやすい。
参加者の写欲を掻き立てる演出、やっぱCarl Zeissともなるとやることがちげーなぁ!(何様)
皆さんお気づきでしょう。
そう、モデルがとてつもなくキレイ過ぎる。
たまにチラッと目線をくれて、僕が撮影してから微笑みかけると素敵な笑顔で返してくれるんです。悪魔か?
これらの写真は、座っているもののみ焦点距離70mm、残りは100mmで撮影しました。(F値は相変わらず開放)
このレンズ、焦点距離100mmを超えてくると被写体がまるで浮き出てくるような描写になるんですよね(単焦点でも同じでしょうけど)。
いわゆる「溶けるようなボケ味」も味わえるとは、正直ここまでなんでも撮れるとは思ってなかったので高水準のオールラウンダー具合には良い意味で裏切られました。(使い方あってるかな?笑)
SIGMAのラインの中でも本レンズはSportsに属していますが、描写はArtのそれと何ら変わらない高レベルなものでホント、ビックリです。なにこれ
ちょっと語り過ぎましたね笑
この後も、一通り「ちゃんと」CP+を楽しんでメイン会場を後にしました。
もう1つの会場である大さん橋ホールに向かおうとすると、
パシフィコ横浜の国際交流ゾーンでもなにやらイベントが。。
(僕は存じ上げないのですが)歌手のかたが歌を披露していました。
屋外で人を撮るとどう写るのかと思いシャッターを切りましたが被写体が浮くわ浮くわ!200mmでの人物撮り恐るべし。。
※念のため言っておくとライブは撮影OKでした。
ボケ量も、とてもF2.8とは思えないレベルでありながら、しかし「背景が何であるか」はわかる絶妙なラインで纏まっており「撮れないものあるのか!?」とまで思わされましたわ。。
目的地の大さん橋すぐ近く、色鮮やかで好きなんですよねここ。
テレ端200mmに絞り開放で撮影。風景撮りであっても、開放から非常にシャープでキレッキレな写り!
手前右側のビルのザラザラした質感も感じ取れるような描写ではないでしょうか。
ちょっと寄ってみました。焦点距離は135mmくらい。
様々なトーンの青色がありますが、それぞれの色合いをしっかり表現してくれてます。
この日は天気も良く気温も丁度良かったので、どのカフェもテラス席まで人がたくさんいました。春はもうすぐですね~。
いざ大さん橋へ到着すると超豪華客船『DIAMOND PRINCESS』が停泊してました。後で調べたんですが、沖縄〜台湾9泊の旅行プランがあったみたいですね!スイートだと55万から。すげ。
ということで、ワイド端の70mmで撮影してみましたが、絞り開放にも関わらずパンフォーカスかのような写り。
最近思うんですけど、目を見張るような写真も撮れるのに普通の写真も普通に撮れるレンズ、マジでベストオブ優等生じゃないですか?
こちらは元町と山下公園の風景ですが、どちらも焦点距離は200mmで撮影しています。
これまで「風景といえば広角だろ!」と、安直に28mm程度のレンズで風景撮影してきましたが望遠レンズで撮影するのもまた違った面白みがありますね。
範囲をグッと絞り込んで撮影する分、写真にストーリー性が出るというか、想像力を掻き立てるというか。
いや、ほんとに全てが想像以上のレンズでした。
Artラインじゃないの?と思わせるほどのシャープで精密な描写。それに加えてSportsラインならではのAFの機敏さ。
一言で表すなら『贅の極み』です。
ただ、レンズだけで1.8kg、カメラ本体と合わせると2.6kg程。
1日撮り歩くには重量級なので、筋トレ始めます笑
仮面ライダーWを観返して改めてスゲー作品だなと思った話(序章)
僕、2009年に放送開始した
『仮面ライダーW』が大好きなんです。
菅田将暉くんのデビュー作でして、
ここからずっと彼のファン笑
本作、アマゾンプライムで全話視聴ができるので、
片道1.5時間の通勤時間を有効活用すべく
視聴開始しました。(会社遠いなぁ)
まだ7話までしか観返せてないんですが、
久々に観ても完成度が高い!
そもそも、Wは『仮面ライダー』と『探偵もの』を
ミックスした作品で、ミステリーや謎解きの要素を
視聴者に投げかけてくる異色の作品なんですね。
あらすじは下記のような感じ。
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日本のとある街『風都』に蔓延する犯罪を
私立探偵の左翔太郎と相棒のフィリップが
『仮面ライダーW』として解決していく物語。
その犯罪で使用される『ガイアメモリ
(USBメモリみたいなもの)』の秘密や
暗躍する闇の組織の正体に迫っていく中、
翔太郎とフィリップは風都を守り抜くことが出来るのか…
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うん、まとめるの下手ですねごめんなさい。
ただ、非常に魅力的な設定ではある一方で
今までにない試みの作品だったからか、
特に第1話はてんこ盛り過ぎて観てて疲れたし
情報過多だなぁと感じた回も少なからず存在する。
ただ、主人公を私立探偵に据えたこと自体は
大成功だと思っていて、謎解き要素を入れたことで
「展開が気になる」という人間の心理を
最大限に揺さぶってくるんですよね。
だからこそ、自然と視聴者の裏をかく演出も盛り込める。
いやー久々に観てよかったぁ楽しい〜!
しかも、基本的に2話完結型の構成を組んでいるため
前半は謎解きパート、後半は戦闘〜真相解明と
展開が気になる視聴者をがっちり掴んで離さないのだ。
また、主要キャラも個性的であったりなんだりで
・ナルシストなハーフボイルド探偵『左翔太郎(演:桐山漣)』
・天才的な頭脳を持つ記憶喪失の少年『フィリップ(演:菅田将暉)』
・お節介なムードメーカー『鳴海亜樹子(演:山本ひかる)』
序盤はこの3人を軸に『風都』の住民が複雑に絡み合っていくんですよね。
で、前述の通り菅田くんは本作がデビュー作なので、
俳優としては空っぽなわけです。
それが、記憶喪失という設定のフィリップと
ベストマッチしていて無機質なキャラが映えていて
より素敵に見えるんです。ゾクゾクするねぇ。
まだ見返し初めて数話くらいなので、今回はこの程度で。
後々またしっかりまとめようと思います。
SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Artで河津桜を撮ってきたってだけの話
春が好きなんですよ僕。
ちょうど良い陽気だし、色とりどりの花が咲き始めるし。
というわけで、三浦海岸まで河津桜を
撮影しに行ってきました。
3/10(日)まで楽しめるようなので是非!
機材はCanon EOS 6D MarkⅡとSIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Artの組み合わせ。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003617788/
・SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art
https://www.yodobashi.com/product/100000001004146211/
いやなんかこう、SIGMAってどのレンズを使っても
「スコーン」とキレの良い描写をしてくれるんですが、
40mm F1.4 Artは特に良い(気がする)
ちなみに、全部絞り開放で撮影しています。開放大好き笑
(一部パープルフリンジみたいなのが出ちゃってるけど)
24日の日曜日は、晴れて気温も丁度いい塩梅で
そりゃもう大賑わいでした。全然前に進めない混雑具合!
(なんかパープルフリンジよく出るなぁ。。カナシイ)
三浦海岸の河津桜は、何が良いって
桜と菜の花のコントラスト!
おかげで加工は難しいんですが、まぁ本当にキレイ!
ということで、カメラ勢は大体ここで
足を止めることになります笑
出店も出てるので、缶ビールと美味しそうな食べ物を手に
お花見してるかたもたくさんいました。
いやぁ、THE 春ですね。
一足早い春はとても良い空気でした。
2月もあっという間に末。
2019年も6分の1が終わったと思うと早いですね。
今年も色んな景色を撮って歩きたいな。
【雑記】仮面ライダーを『ヒーロー』と呼ぶことへの違和感
今やすっかり子供たちのヒーローとして定着している
ヒーローという単語を結びつけることに違和感がある。
(いや、ヒーローであることに間違いはないんだけど、
なんかこう、モヤモヤしたものがあって笑)
先に言っておくと、今回はオチのないただの雑記だ。
さて、いわゆる『平成ライダー』と呼ばれる仮面ライダーは、なりゆきで仮面ライダーとして戦うことになるケースが多い。
まぁ、この「なりゆき」も運命であるからにして、
結局はなるべくしてなったと言えるのだろうが。
(最初の内、力を持て余してこれからどうするかベッドで悶えるライダーもいたなぁ。。w)
つまり、仮面ライダーとして戦い始めた初期段階のうちは、割と「敵が現れたから倒す」という
行き当たりばったり感が強くなってしまう。
とは言え、1年を掛けて人としても仮面ライダーとしても成長していくストーリー構成になっていることから
物語中盤から終盤にかけては立派なヒーローとして
成立していることもまた事実だ。
恐らく、自分が抱えているモヤモヤは「ヒーロー」という単語で一括りにされていることに対するもので
「ヲタク特有のめんどくさいやつ」なのだと思う。
しかしこの「なりゆき」の多さは、想像に過ぎないもの
ではあるが「誰でも仮面ライダーになれる可能性がある」ことを制作側が示唆しているのかなと思う。
もちろん、仮面ライダーが存在しないことは
曲げようのない事実なのだが
ふとしたことがキッカケで人生が大きく変わることは、
僕らの生きる世界でも充分起こり得る。
そんなメッセージも含まれてるとしたら、
「人としての成長がこれから」である子供たちには
そりゃあもう最高の教科書と言えるだろう。
(伝え方が間接的すぎるだろ!というツッコミが聞こえてくるが)
じゃあ昔はどうだったんだと『昭和ライダー』に
目を向けると、改造人間(いわゆるサイボーグ)という
「異形の者」としての悲哀を背負いながら戦い続ける戦士
とした側面が強調されている。
昭和ライダーの中には、(最初のうちは)敵組織への復讐が戦う理由であったライダーもおり、
復讐という感情を乗り越えての仮面ライダーであるから、
やはり「ヒーロー」という単語でまとめられるのは違うと感じてしまうのだ。
(めんどくさいこと言ってるなぁと自分でも思う)
ちなみに、昭和ライダーの1号~ZXまでの活躍を
描いている漫画『仮面ライダーSPIRITS』がある。
それこそファンの妄想を全て形にしてくれたような
作品なので非常にオススメだ。
現在36巻まで刊行されており、今が1番アツい展開!
オチもなにもない雑記なのでこのへんで終わりにするが
間違いなくヒーローだ。
しかし、それぞれが抱える背景は昭和と平成で分けても
非常に差異があるからこそ
この途方もないモヤモヤが生まれるんだろうと思う。
それぞれのライダーを端的に表現できるだけの語彙力や
『平成ジェネレーションズForever』でウラタロスが
見せた「クサさ」があればなぁ。